【求人概要】
当部署は国内でも数少ない液体ロケットエンジン開発する部門であり、特にロケットの心臓部と言われる、ロケットエンジン用のターボポンプは、これまで、国産基幹ロケットに40年供給を続けてきた製品です。近年では急速に国内外で民間の宇宙輸送ビジネスが注目されている中、連続打上に成功しているH3ロケットの当社ターボポンプはこれまで以上に需要が高まっています。次世代の国産基幹ロケットのみならず、民間の宇宙輸送ビジネスを担うロケットのエンジン開発プロジェクトなどにおいて、ターボポンプの担当として携わっていただきます。
【業務内容】
次世代の基幹ロケットや民間企業が開発しているロケット等、いずれかの担当として、ロケットエンジン用ターボポンプ(メタン/液体水素/液体酸素)に関する開発プロジェクトに主担当として携わっていただきます。
《業務詳細》
◆要求仕様に基づく概念設計及び顧客との仕様検討や技術折衝
◆ターボポンプ全般、特にポンプ構成機器(インデューサ/インペラ/ケーシング等)における流体・構造・振動設計(基本設計~詳細設計)の実施と取りまとめ
◆解析や製造の委託指示・マネジメント
◆開発試験(単体・実証)における計画立案・実施・試験データ評価
※関係企業(客先メーカなど)との技術調整や、実証フェーズにおける要素試験やエンジン試験場での試験立ち合い及びデータ評価による国内出張が多く発生します。
【アピールポイント】
・当部署は国内でも数少ない液体ロケットエンジン開発する部門であり、その中でもロケットの心臓部と言われるターボポンプを開発設計、試験、および製造を扱うため、ターボポンプ全体やロケットエンジン全体を把握しながら、ロケットエンジンの開発全体における設計から試験、打上までの一連の過程に携わることができます。
・技術的にはポンプ設計に留まらず回転機械の設計技術全般のスキル、また技術以外にも開発マネジメント等も含む製品開発に必要な全てのスキルを獲得する機会が得られ、更には航空宇宙関連の機器設計をしている社内各部門との協業や国内外メーカーと協業するような幅広い経験も得ることができます。